空缶3つでウッドストーブ

くっぱの防災対策

くっぱはキャンプに行くこともなければ、ベランピングもしない。
災害時の乗り切り方を調べている中で、キャンプで使う道具が災害時に役立つこともわかってきた、キャンプ道具もそろえればかなりのお金がかかる、最近では100均でそこそこ道具は揃えられるが、くっぱのお財布は極小だ、そこで今回は相変わらず容量の少ないくっぱをフル回転させてウッドストーブを作ってみた。

試行錯誤の繰り返し

ああでもないこうでもないと試行錯誤の末、初号機、二号機、三号機と作って三号機でやっと二次燃焼するストーブが作れたんだけど、かなりの費用がかかってしまった(三号機だけで1,000円くらい)。いまいち見た目も悪い、くっぱ的には費用面より見た目が悪いのですっごく不満。
実際にモノとしてはいいサイズなんだけどね。

二次燃焼してる

四号機の構想

んじゃ、費用をかけずにもう一個作ってみるか、350mlの空き缶に缶コーヒーで何とかなるかなと材料集めから始めた。
350mlの空き缶は単純にビールの缶でいいかなと思っていたんだけど、素材がアルミ、できればスチールがいいんだよね。
調べてみるとアルミだと耐熱温度が660度かな、スチールだと1,000度くらい(実際に測ったわけじゃなので鵜呑みにしないで)、て言うことでスチール缶の350mlの飲み物を探した。
調べれば出てくるもんだね、缶ビールにもアルミ缶とスチール缶ちゃんとある、24本箱入りで4,000円オーバー、これじゃ今回の費用をかけずにというところに引っかかる。
数年前は一番搾りの御当地缶で大分と福岡のものがスチール缶だったことにたどり着いたが、今では手に入らない。
あとは生茶にスチール缶があるけどこっちも24本で2,000円オーバー。
まぁ今回は試作機なので外側はアルミ缶で作るかと思い直した。

珈琲はスチール缶で

今回作ろうとしているウッドストーブの中に入れるものは珈琲缶なのでこれは簡単にスチールのものが手に入るし近所のスーパーで一本67円税別で手に入れた。
さぁあとは作るだけと手に入れた空缶たちを上下右左となめまわすように観察してると350mlの缶に対して珈琲缶の高さが足りない。
珈琲缶は二個買ってきたから金属用の接着剤でくっつければいいや、でも待て高温になるストーブの中で接着剤が耐えることができるだろうか?
調べれば出てくるものです、あまりに高熱になると接着剤ははがれてしまうことがわかった。

缶の形

簡単に缶といっても違いがある、2ピース缶と3ピース缶、例えば缶ビールは2ピース缶、缶珈琲は3ピース缶。
接着剤を使うと接着面がはがれる可能性があるからと350mlの缶に合わせて珈琲の缶を持ち上げてしっかり支えてもらえる形のものを探していたところ、なんとくっぱの家に以前業務スーパーでまとめ買いした炭酸水ショート缶があった、これがうれしいことに2ピース缶。
ひっこり返してスチール缶を乗せるとしっかり支えてくれる、サイズ的にも350mlの中のくぼみに収まりそうだ。
これで材料はそろった。

350アルミ缶、180スチール缶

一気に作れば多分2時間程度

材料がそろってから作り上げるのは大した時間じゃない、ただねぇ一気に作ると楽しいことがすぐ終わっちゃう。
そこで一工程ずつ丁寧に仕上げていった。
作業開始から一週間、素材集めや調査も入れれば二週間、なんか作ってるときは実に楽しい。

作り方は思った以上に簡単

①350mlの缶と珈琲缶の上部をくり抜く。

上部はきれいに切りましょう


②350mlの缶の底に16個3㎜のあなを開ける。


③珈琲缶の上から20mm程度のところに均等な幅で2mmの穴をあける

二次燃焼予定の穴


④珈琲缶の底に3mmの穴を開ける(数は適当そこが破れない程度)

スチール缶の空気取り入れ口


⑤業務スーパー買ってきた炭酸水の缶の底に穴を開け、横にも開ける。
⑥350mlの缶上部からちょっとだけ珈琲缶の頭が出るようにサイズを決めて炭酸水の缶を切る。
⑦カットした炭酸水の缶の足に当たる部分に5mm程度の切り込みを一回り入れる
⑧350mlの缶の口を珈琲缶が入るように少し広げる。広げすぎないように試しながら少しづつ。
⑨組み立てる

合体

燃焼テスト

割りばしとか用意して燃焼テスト、くっぱは割りばしと猫用トイレの消臭ウッドチップを用意してテストしてみた。

割り箸燃やしてみた


火がついて温度が上がってくると白い煙が少なくなって珈琲缶に開けた横の穴から二次燃焼が始まった、めでたしめでたし。

二次燃焼してる


実際に燃焼テストしてみて思ったがアルミ缶でも十分かも。
このウッドストーブをいくつか用意しておけば冬の災害時の暖房と調理関係は何とかなるかな、やっぱり焚き火台のほうがいいかな、また考えよ

そか、何か調理したいとか思っても五徳が必要だな、今度作ろう。
また楽しみが増えた。

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